からだケア整骨院グループ|首・肩・腕のしびれコラム
デスクワーク中に肩〜腕がしびれる時|胸郭出口症候群だけに決めつけない確認ポイント
「仕事中に腕がだるくなる」「手がしびれる」「腕を上げると症状が増える」。胸郭出口症候群でみられることがある症状ですが、肩こりや腕のしびれだけで胸郭出口症候群とは判断できません。
首由来の神経症状、肘や手首での神経圧迫、血流の問題などでも似た症状が出るため、しびれの場所・出る姿勢・色や冷たさの変化まで確認することが大切です。

胸郭出口症候群では神経だけでなく血管が関わるタイプもあります
胸郭出口症候群は、首から肩の間にある通り道で神経や血管が圧迫・刺激される状態の総称です。Mayo Clinicでは、神経型では腕や指のしびれ・痛み・筋力低下、血管型では腫れ・色調変化・冷感などがみられると説明されています。
手の冷たさや色の変化、腕全体の腫れは「肩こり」として長く様子を見ない方がよいサインです。
デスクワークで症状が出る時に確認したいこと
どの指がしびれるか
親指側か、小指側か、手全体か。しびれの範囲を具体的に記録します。
腕を上げると変わるか
洗濯物・ドライヤー・つり革・棚の作業などで症状が増えるかを確認します。
首の動きとの関係
首を向く・傾ける動作でしびれが変化する場合は、首由来の可能性も考えます。
色・腫れ・冷たさ
左右で手の色、むくみ、冷たさが明らかに違う場合は医療機関での確認を優先します。

からだケア整骨院グループで確認すること
当院では「猫背だから胸郭出口症候群」と原因を決めつけません。症状の範囲、首の前後屈・回旋・側屈、筋力・感覚、Spurling・Jacksonなどで頸部由来の可能性を確認し、必要に応じてMorley・Wright・Adsonなども使って胸郭出口側をみます。肩・肩甲骨・胸椎の動き、腕を上げた時の変化、デスクワーク中の姿勢や休憩も合わせて確認し、J-SEITAIでは胸椎・肩甲帯を含めて施術します。
筋肉や関節への負担が中心と考えられる場合は、手技や物理療法、姿勢・動作の調整を検討します。一方、血管症状や進行する筋力低下が疑われる場合は、施術を優先せず医療機関での評価につなげます。
すぐに医療機関へ相談したいサイン
- 急に腕が腫れ、青紫色など明らかな色の変化が出た
- 手が急に冷たくなり、脈が弱い・触れにくい
- 指先が紫・黒っぽくなる、傷が治りにくい
- 筋力低下が進み、手の筋肉が目に見えて細くなってきた
- 胸痛、息苦しさ、ろれつが回らない、顔のゆがみなど別の緊急症状を伴う
これらは整骨院で様子を見る症状ではありません。急な血流障害や別の緊急疾患も考えられるため、速やかに医療機関で評価を受けてください。
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