【側弯症による腰痛】
慢性的に改善しない腰痛は背骨のゆがみが原因かも?
整体でできるアプローチと注意点


なぜ側弯症で腰痛が起こるのか?

背骨のゆがみと筋肉のバランス

側弯症とは、背骨が左右どちらかに湾曲してしまう状態を指します。一見すると背骨の問題のように思えますが、実は腰痛の主な原因は「筋肉のバランスの乱れ」や「骨盤の傾き」によるものが多いのです。

背骨が曲がると、それに連動する形で周囲の筋肉が過剰に緊張したり、逆に緩みすぎたりしてアンバランスな状態になります。その結果、特定の箇所に常に負荷がかかり続け、慢性的な腰痛やだるさを感じるようになります。

成長期の思春期側弯症と腰痛の関係

思春期側弯症は、10代の成長期に多く見られる側弯症の一種です。骨の成長に筋肉が追いつかず、背骨にねじれやゆがみが生じることで発症します。この時期は痛みを感じにくいケースもありますが、部活動や日常生活で腰に負荷がかかると、腰痛や疲れやすさにつながることがあります。

「病院では様子見と言われたけれど、日常的な腰の違和感がつらい」と来院されるお子さまや保護者の方も少なくありません。

 

加齢による変性側弯症と中高年の腰痛

一方で、40代以降に多いのが「変性側弯症」です。これは加齢に伴って椎間板や筋肉、靭帯が衰え、背骨にゆがみが出るタイプの側弯症です。特に女性に多く、骨粗しょう症や閉経後のホルモンバランスの変化も関係しています。

このタイプでは、「立っているだけで腰が痛む」「長く歩けない」「腰が片側だけズキズキする」など、日常生活に支障をきたすケースが多く見られます。


側弯症による腰痛の特徴とは?

慢性腰痛・片側だけの痛み

側弯症に伴う腰痛は、慢性的で鈍い痛みが続く傾向があります。特に背骨の湾曲が大きい場合、腰の片側にだけ負担がかかり、「右だけ痛む」「左腰が重だるい」といった局所的な症状になることも多いです。

また、痛みの程度は日によって変動するため、「なんとなく調子が悪い」が長く続くケースも特徴です。

姿勢によって痛みが変わる

立っている姿勢、座っている姿勢、寝る姿勢——いずれにおいても、側弯の影響で腰にかかる力の方向が偏ります。そのため、一定の姿勢を続けることで痛みが強くなったり、逆に少し動くことで楽になったりと、状態が不安定になりがちです。

こうした症状は、レントゲンやMRIなどの画像では「異常なし」と判断されることもあるため、本人が困っていても周囲に理解されにくいのが悩みどころです。

歩行や立ちっぱなしで悪化しやすい

側弯によって骨盤が傾いていると、左右の脚の長さが実際よりもズレて見えたり、体の軸がぶれてしまったりします。その結果、歩行時や立ち仕事中に腰へ過剰な負荷がかかり、痛みやしびれが出やすくなるのです。

ひどいケースでは、歩いている最中に足の感覚が鈍くなったり、休まないと動けない「間欠性跛行(かんけつせいはこう)」の症状に近づくこともあります。腰の痛みに耐える中年女性。側弯症による慢性的な腰痛を訴える様子


病院と整体、それぞれの対応の違い

病院では経過観察や装具、手術が中心

整形外科での側弯症の対応は、主に以下のようなものです:

  • 定期的なレントゲンによる経過観察
  • 成長期の進行防止のための装具(コルセット)装着
  • 重度の場合は手術(脊柱固定術など)

医療機関では「構造の変形」に注目するため、痛みや筋肉の張りに対するアプローチは軽く見られることもあります。

整体では筋肉と骨格のバランス調整が主眼

一方で、整体では背骨の構造そのものを変えることはできませんが、筋肉や関節、骨盤とのバランスを調整することで、腰痛の緩和をめざすことができます。

たとえば、「側弯があるけれど、腰の痛みは筋肉の過緊張が原因だった」ということも実際によくあるケースです。

※ 側弯の角度が大きい場合や、神経症状を伴う場合は、
医療機関での診断・経過観察が必要となることがあります。
当院では状態に応じて医療機関への受診もご案内しています。

併用や切り替えのタイミングは?

  • 成長期 → まずは整形外科で診断を受け、進行性でないことを確認した上で、整体や運動療法を取り入れる
  • 成人・高齢者 → 病院での治療に限界を感じたら、無理のない整体アプローチを検討

必要に応じて、整体と整形外科の併用も推奨されます。

お悩みの方はご相談ください。



特に成長期の側弯症については、
「様子見と言われたが本当に放っておいて大丈夫なのか」
「どこまで進行する可能性があるのか」
と不安に感じる方も多いのが実情です。

当院ブログでは、成長期側弯症を放置した場合の影響や、予防・ケアの考え方について、
より詳しく解説しています。

成長期の側弯症は放置するとどうなる?予防と改善の考え方


当院の整体アプローチと症例紹介

背骨の可動域と骨盤のゆがみをチェック

からだケア整骨院グループでは、側弯の角度や骨格の歪みに加えて、骨盤・股関節・肩の高さや動きの左右差を細かくチェックします。

全身のバランスを見ながら、無理なく整えることで、痛みを軽減しやすくします。

無理のない姿勢矯正とセルフケア指導

成長期のお子さまや高齢者の方にも配慮し、ボキボキ鳴らすような矯正ではなく、やさしく揺らしながら整える施術を行います。ご自宅でできるストレッチや、姿勢保持のコツもアドバイス。

「日常的にラクな姿勢を保てる」ことが、痛みの再発防止につながります。

症状改善の具体例(事例ベース)

  • 14歳女子・思春期側弯症 → 体幹トレーニングと整体を組み合わせて腰痛改善、部活動にも復帰
  • 62歳女性・変性側弯症 → 買い物中の腰痛に悩まされていたが、骨盤矯正と日常動作の改善で歩行がスムーズに
  • 40代男性・仕事中の腰痛 → 病院では原因不明とされたが、側弯+体の使い方に着目し施術。3ヶ月で長時間の立ち仕事が可能に

まとめ|側弯症でもあきらめない腰痛ケア

早期対応と継続ケアが回復のカギ

側弯症だからといって、腰痛をあきらめる必要はありません。重要なのは、側弯によってどんな負荷が体にかかっているかを把握し、それに対して適切に対処することです。

違和感のあるうちから、ケアを始めることが回復の第一歩です。

からだケア整骨院でできること

からだケア整骨院グループでは、姿勢分析・骨盤調整・筋肉の緊張緩和・体の使い方のアドバイスを通じて、側弯症に伴う腰痛の根本改善を目指しています。

側弯症以外にも、腰痛の原因はさまざまです。
症状や状態別の詳しい解説は、以下のページもご覧ください。

症状別改善ガイド
腰痛の原因・症状一覧





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