手首の強い痛みを訴え、手を押さえる男性のイラスト。キーンベック病の症状を表現。

手首の痛みはキーンベック病かも?早期発見と整骨院でのケア方法とは?

からだケア整骨院グループ|手首の痛みコラム

手首の中央が痛い握力低下キーンベック病

手首の中央が痛い・握力が落ちる時|キーンベック病を自己判断せず整形外科で確認したい理由

「手首の中央あたりが痛い」「手をつくと痛む」「握る力が落ちた気がする」。手首の使いすぎや腱の問題でも起こる症状ですが、まれにキーンベック病のような骨の病気が隠れていることがあります。

キーンベック病は整骨院で確定診断する病気ではありません。 痛みや動かしにくさが続く場合は、整形外科で骨の状態を確認することが大切です。

手首の中央に痛みを感じ、握る動作がつらい人のイメージ

キーンベック病は、手首の「月状骨」への血流が低下する病気です

American Society for Surgery of the Handでは、キーンベック病を月状骨の無腐性壊死(avascular necrosis)として説明しています。手首の痛み、月状骨周辺の圧痛、動かしにくさ・こわばり、腫れなどがみられます。

初期にはX線で変化がはっきりしない場合もあり、必要に応じてMRIなどで評価されます。治療は病期や状態により、経過観察・活動調整・固定から手術まで異なります。

「湿布で様子を見る」「マッサージを続ける」だけで長期間経過をみる病気ではありません。 症状が続く時は整形外科で確認してください。

手首の痛みで確認したいこと

どこが痛いか

親指側・小指側・中央・手の甲側など、痛む場所を具体的に確認します。

握る力の変化

ペットボトル、フライパン、ラケットなど、以前できていた動作が弱くなっていないかを見ます。

腫れ・動かしにくさ

左右差、手首を反らす・曲げる範囲、腫れの有無を確認します。

いつから続くか

数日で落ち着く一時的な痛みか、数週間続く・繰り返すかを記録します。

手首の動きや腫れを確認するイメージ

キーンベック病が気になる時は、整形外科での画像評価を優先

手首中央の痛み・腫れ・握力低下・可動域低下が続く場合は、整形外科で診察を受けてください。初期はX線だけでは分かりにくいこともあるため、医師が必要と判断した場合にMRI・CTなどが検討されます。

  • 手首中央の痛みが数週間続く
  • 握力が明らかに落ちてきた
  • 手首が腫れ、動く範囲が狭くなってきた
  • 転倒後の痛みが続く
  • 仕事やスポーツで手首を使うたびに悪化する

診断後に当院へ相談する場合

キーンベック病そのものの進行を、整骨院の施術で止めたり元に戻したりすることはできません。Hand Societyでも、ハンドセラピーは病気の経過そのものを変えるものではないと説明しています。

整形外科で診断を受け、運動・使用範囲が示されている場合には、その指示を確認したうえで、手首以外の肩・肘の動きや、仕事・スポーツでの負担のかけ方を相談することはできます。

固定中・手術前後・運動制限中は、医師の指示を優先します。

キーンベック病の詳しい症状・受診目安を見る →

受診後は、医師の使用制限を守りながら肩・肘を含めて相談できます

キーンベック病そのものを整骨院で診断・治療するのではなく、画像評価と医師の方針を優先します。使用可能な範囲が示されている場合は、手首に負担を集中させないための肩・肘・前腕の動きや仕事・スポーツ動作を確認し、対応可能な範囲を相談します。

  1. テニス中に肘の外側を押さえ、テニス肘による痛みに悩む女性


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