からだケア整骨院グループ|少年野球で肘の痛みが出た時の保護者ガイド
子どもが投球で肘を痛がる時|野球肘で練習を続ける判断と復帰の考え方
「投げると肘の内側が痛いけど、本人は試合に出たいと言っている」「練習をどこまで休ませればいい?」。少年野球では保護者の方が迷いやすい場面です。
成長期の投球障害では、骨の成長板がまだ閉じていないため、大人の肘とは違う問題が起こります。痛みを我慢して投げ続けることは勧められません。
痛む場所・投球量・腫れ・可動域を確認し、必要に応じて整形外科でX線などの評価を受けたうえで、休止→リハビリ→段階的な投球再開へ進みます。

「投げられる=投げてよい」ではありません
American Academy of PediatricsのLittle League Elbow解説では、成長期の野球肘は投球の繰り返しによる肘内側の成長板へのストレスが関係し、最初は投球時だけの痛みでも進行するとあらゆる投球で痛むことがあるとされています。
本人が「我慢できる」と言っても、肘や肩に痛み・違和感がある日は投球を止め、状態を確認することが大切です。
ブルペン、チーム外の自主練、別チームでの投球、キャッチャーや内野など他ポジションの高負荷送球も含め、総投球負荷を確認します。


まず投球を止めて確認したいサイン
投げるたびに同じ場所が痛い
内側・外側・後方など痛む場所を確認し、痛みを再現する投球は一度止めます。
肘が伸び切らない・曲げにくい
可動域が左右で明らかに違う場合は、練習量だけの問題として扱いません。
腫れ・引っかかりがある
腫れ、ロッキング、クリックと痛みがある場合は整形外科での評価を優先します。
「ポキッ」と痛んだ
急な強い痛みやポップ音の後に痛む場合は、成長板や骨・靱帯の損傷も含めて医療機関で確認します。
野球肘から投球へ戻す流れ
- 01
投球を休む
まず痛みを出す投球動作を休止し、医療機関での診断が必要か確認します。
- 02
可動域・筋力を戻す
肘だけでなく前腕、肩、肩甲帯、体幹などを確認し、必要な運動を段階的に行います。
- 03
近い距離・低強度から投げる
痛みがなく可動域・筋力が戻った後、短い距離・低い強度から投球を再開します。
- 04
距離・球数・強度を徐々に増やす
翌日の痛みも確認しながら段階的に戻し、いきなり試合の全力投球へ戻しません。
フォーム・体幹だけを「原因」にしません
投球動作では全身の連動が大切ですが、野球肘は投球数・休養不足・成長段階など複数の要素が関係します。姿勢分析や投球フォームを見ただけで成長板の状態を診断することはできません。
日野本院では、医療上の制限がない段階で肩甲帯・体幹・下肢を含む身体づくりや、投球復帰に必要な基礎動作を相談できます。

整形外科で確認を優先したい肘痛
- 投球をやめても日常生活で痛い
- 肘が腫れている、伸びない・曲がらない
- 肘が引っかかる・ロックする
- 急な強い痛みや「ポキッ」という感覚があった
- 休んでも再開するたびに同じ痛みが戻る
成長期の野球肘ではX線で成長板や骨の状態を確認することがあります。また、X線に明らかな異常がなくても痛みがある場合があるため、症状と診察を合わせて判断します。
院を選んでご相談ください
日野本院
野球肘の施術相談、投球再開に向けた体幹・肩甲帯・下肢のトレーニングを相談できます。
〒191-0011 東京都日野市日野本町2-10-27 エルホロン1F
火〜金17:30〜21:30最終受付/土9:00〜16:30最終受付/日・月休診
三和旭が丘院
投球時の肘痛について状態を確認し、必要に応じて医療機関での評価を案内します。
〒191-0065 東京都日野市旭が丘6-7-5 スーパー三和旭が丘店2階
10:00〜20:00/水曜休診








