腋窩神経障害とは?肩のしびれ・脱力感の原因と整骨院での対応法を解説|からだケア整骨院グループ(八王子・日野)
「肩の外側がしびれる…」
「腕を上げづらく、力が入りにくい」
「感覚が鈍くなっている気がする」
その症状、腋窩神経障害の可能性があります。
腋窩神経(えきかしんけい)は、肩関節周辺の運動や感覚を司る重要な末梢神経の一つ。
スポーツ外傷や神経圧迫により損傷すると、しびれ・筋力低下・動作の制限といった不調を引き起こします。
このページでは、整骨院の視点から「腋窩神経障害とは何か?」をわかりやすく解説し、
原因・症状・整形外科との違い・当院での対応までを詳しくご紹介します。

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◆腋窩神経とは?どこにあるの?
腋窩神経障害は「肩のしびれ・力が入らない」といった症状が出るため、
まずはどんな神経なのかを簡単に知っておきましょう。
腋窩神経(えきかしんけい)は、首から出てくる腕神経叢(わんしんけいそう)の一部で、
鎖骨の下から脇の下を通り、肩関節の後方(小円筋・三角筋)を支配する末梢神経です。
腋窩神経が支配する部位
- 三角筋(腕を外に上げる筋肉)
- 小円筋(肩関節の外旋筋)
- 上腕外側の皮膚の感覚(デルタバッチ領域)
この神経が何らかの理由で圧迫・損傷されると、筋力低下・しびれ・脱力感・感覚異常が起こります。
◆腋窩神経障害の症状とは?
腋窩神経が障害されると、以下のような特徴的な症状が現れます。
主な症状
- 肩の外側〜上腕外側のしびれ・感覚の鈍さ
- 腕を横に上げる動作(外転)がしにくい
- 三角筋の筋力低下・萎縮(外見的に細くなる)
- 肩の“ぬけ感”や不安定感
- 軽度の痛みを伴うこともあり
感覚障害と運動障害が組み合わさるケースも多く、脱臼後や術後、スポーツ中の圧迫による神経麻痺として知られています。
◆原因は?スポーツ・圧迫・外傷に注意
腋窩神経障害は、以下のような要因で起こります。
1. 肩関節脱臼
最も多い原因のひとつ。
肩関節が脱臼する際に、腋窩神経が引き伸ばされたり圧迫されたりして、神経障害が残ることがあります。
2. 圧迫性障害(長時間の圧力)
- サイドプランクや重たいリュックを肩に長時間かける
- 手術後に腕を固定された状態が続いた
- 仰向けで寝ていて脇の下が長く圧迫される
など、圧力が一定時間加わることによって一過性麻痺が起こることもあります。
3. スポーツによる過負荷
- 野球、テニス、ラグビー、柔道などでの肩への衝撃や繰り返し動作
- 筋トレでの高重量オーバーヘッドプレスなど
筋肉の緊張やフォーム不良により、腋窩神経が絞扼される可能性があります。

◆整形外科との違いと、整骨院での役割
※強い脱力感が続く場合、感覚が戻らない場合、外傷後すぐのしびれがある場合は、
まず整形外科での精密検査を優先してください。
腋窩神経障害が疑われる場合、まずは整形外科での検査(MRI・神経伝導検査など)が重要です。
診断が確定している、あるいは軽度の機能障害・回復期の場合は、整骨院でもリハビリ的な対応が可能です。
整形外科でできること
- 画像検査による診断
- 消炎鎮痛剤・湿布・注射などの処方
- 手術が必要な場合の対応(腋窩神経移行術など)
⚕️整骨院でできること(当院の場合)
- 肩周囲の筋バランス調整
- 神経の滑走性(モビライゼーション)の改善
- 姿勢・肩甲骨・体幹の連動性改善
- 運動療法・リハビリ指導
- スポーツ復帰サポート
◆からだケア整骨院での対応方針
当院では、腋窩神経障害の程度や回復段階に合わせて、施術と運動療法を組み合わせてアプローチします。
✅1. 状態評価と施術方針の立案
- 三角筋・小円筋の筋力チェック
- 感覚異常の範囲確認(デルタバッチ:肩の外側の感覚領域)
- 肩甲帯・胸郭の可動性評価
- 整形外科での診断がある方は、それをもとに施術計画を立案
✅2. 筋緊張の緩和と神経の滑走改善
-
- コンビネーション機器による深部アプローチ
- 大円筋・肩甲下筋・広背筋の緊張をリリース
- 神経モビライゼーション(腋窩神経の滑走性を高める)
✅3. 姿勢改善と肩甲骨機能の向上
猫背や巻き肩があると、肩関節への負荷が増し、神経の圧迫が長期化します。
J-SEITAI(全身調整)+骨盤矯正により、神経の通り道を整え、再発防止にもつなげます。

✅4. 筋力トレーニング・リハビリ指導
- 三角筋・小円筋を中心とした軽負荷トレーニング
- 筋委縮の回復にはEMS機器の併用も効果的
- スポーツ復帰までの段階的トレーニングメニューも対応可
◆放っておくとどうなる?リスクと注意点
腋窩神経障害は、軽度であれば数週間〜数ヶ月で自然回復する場合もありますが、
長引く・悪化する・感覚が戻らない場合は注意が必要です。
⚠ 放置すると…
- 筋萎縮により見た目の左右差がはっきり出る
- 肩の可動域が狭くなり、凍結肩(四十肩・五十肩)へ進行
- 投球や荷物持ちなどの日常動作に支障
- 永続的な神経麻痺になる可能性も(稀に)
早期対応が回復の鍵となります。
◆患者様の声(例)
【30代男性/会社員】
寝て起きたら肩がしびれていて、外側に力が入らず来院。神経障害が疑われたため整形外科を紹介後、当院でリハビリを継続。数週間でしびれが軽減。
【40代女性/八王子市】
スポーツ中に肩を強打してから、肩の外側がしびれている状態。J-SEITAIと運動療法で徐々に感覚が戻ってきて安心しています。
◆まとめ|肩のしびれや脱力感を放置せず、早めの評価を
腋窩神経障害は見落とされがちな神経トラブルですが、
肩のしびれや力が入らない感覚がある方にとっては、日常生活やスポーツに大きな影響を与える可能性があります。
からだケア整骨院では、
✅ 早期評価と整形外科との連携
✅ 手技+機器+運動療法の総合ケア
✅ 姿勢改善・体幹トレーニング・再発予防まで対応
といったサポート体制で、患者様の回復を全力で支援します。
気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。











