【グロインペイン症候群】鼠径部の痛みの原因と保存療法による改善法
グロインペイン症候群とは?鼠径部に出るスポーツ障害の総称です
このような症状はありませんか?
- 股関節の付け根や鼠径部に痛みがある
- サッカーのキック動作で痛みが出る
- 走る・切り返す・踏ん張ると違和感がある
- 太ももの内側や恥骨周辺が痛む
- 休むと楽だが、練習を再開すると痛みが戻る
- 痛みをかばって走り方や蹴り方が変わってきた
痛みが出やすい場所
内転筋まわり
太ももの内側や恥骨に近い部分に痛みが出ます。キックや足を閉じる動きで痛みやすい場所です。
腸腰筋まわり
股関節を曲げる時、走り出し、もも上げ、階段動作などで違和感が出ることがあります。
恥骨・下腹部まわり
左右の足を大きく使う動作や、体幹に力を入れる動作で痛みが出ることがあります。
安静時にも強く痛む、歩くのがつらい、下腹部や恥骨周辺に強い痛みがある、数週間たっても改善しない場合は、疲労骨折・剥離損傷・鼠径ヘルニアなどの確認が必要になることがあります。無理に練習を続けず、早めにご相談ください。
なぜグロインペインが起こる?痛みの原因を段階的に見ていきましょう
1
キック・切り返し・ダッシュで鼠径部に負担がかかる
サッカーのキック動作や方向転換では、内転筋・腸腰筋・下腹部・恥骨周囲に繰り返しストレスがかかります。
2
筋肉・腱・深層筋に炎症や硬化が起こる
負担が蓄積すると、筋肉や腱の滑走が悪くなり、痛みや可動域制限につながります。
3
痛みをかばってフォームが崩れる
蹴り方や走り方が変わることで、股関節だけでなく腰・膝・足首にも負担が広がります。
4
体幹・股関節の使い方が低下し、再発しやすくなる
痛みが落ち着いても、体幹や股関節の連動が戻っていないと、練習再開後に再び痛みが出やすくなります。
グロインペインが起こりやすい方
- サッカー・フットサルでキックや切り返しが多い方
- 陸上・バスケットボールなど、ダッシュや方向転換が多い競技をしている方
- 練習量や試合数が急に増えた方
- 反り腰傾向や股関節まわりの使い方に偏りがある方
- 痛みを我慢して運動を続けている方
- 股関節・腰・膝・足首の痛みを繰り返している方

サッカーでは、キック・ダッシュ・切り返しで鼠径部に負担がかかりやすくなります。
セルフチェック|無理のない範囲で確認しましょう
グロインペインの可能性があるか、簡単に確認できるポイントです。痛みが強い場合は無理に行わないでください。
足を閉じる力で痛みが出るか
両膝の間にタオルやボールを挟み、軽く閉じる力を入れた時に鼠径部や内ももが痛むか確認します。
股関節を曲げる動きで痛みが出るか
もも上げや階段動作で、股関節の付け根に痛みや詰まり感が出るか確認します。
片足立ちで身体がブレるか
片足で立った時、骨盤や膝、足首が大きくブレる場合、体幹や股関節の安定性が低下している可能性があります。
キック動作で痛みが出るか
ボールを蹴る動作や足を振り出す動きで痛みが出る場合、早めの確認が大切です。
グロインペインは原因が複数重なることが多く、自己判断が難しい症状です。痛みが続く場合は、痛みの場所・動作・身体の使い方を確認することが大切です。
放置するとどうなる?競技復帰が遅れることもあります
グロインペインは、痛みが軽い時期に適切に対応すれば、競技復帰を目指しやすい症状です。
しかし、痛みを我慢して練習を続けると、内転筋や腸腰筋、恥骨周囲への負担が蓄積し、痛みが長引くことがあります。「休むと良いけど、練習すると痛い」を繰り返している場合は注意が必要です。
早めに相談した方が良い状態
- ボールを蹴るたびに股関節が痛い
- 走る・切り返す・踏ん張る動作で痛みが出る
- 練習後だけでなく翌日も痛みが残る
- 痛みをかばってフォームが変わってきた
- ストレッチをしても改善しない
- 整形外科で異常なしと言われたが、痛みが続いている
競技復帰で大切なこと
痛みがなくなったらすぐ全力で戻るのではなく、歩行、軽いジョグ、股関節の可動域、片足立ち、キック動作、切り返し、試合形式というように段階を踏むことが大切です。
からだケア整骨院グループの検査と分析

姿勢や重心を確認し、股関節に負担がかかる理由を見ていきます。
保存療法による改善アプローチ


サッカー・スポーツ復帰で大切なトレーニング
グロインペインは、痛みが取れたら終わりではありません。
サッカーで大切なのは、キック動作、切り返し、ダッシュ、片足での踏ん張りを痛みなく行えることです。そのためには、股関節まわりだけでなく、体幹・足首・膝・骨盤まわりの連動性を整える必要があります。
小学生・中学生の場合は、成長期特有の身体の変化もあるため、施術とトレーニングを組み合わせながら、その子に合った競技復帰を目指します。
小学生・中学生のスポーツ障害
成長期の痛み、ケガ、競技復帰、再発予防についてまとめています。
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サッカーで多い足の痛み
サッカーで起こりやすい足裏・かかと・すね・足首の痛みをまとめています。
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キッズ体幹トレーニング
小学生・中学生の姿勢改善、体幹、バランス、競技動作の安定を目指します。
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KOBA式体幹トレーニング
柔軟性・安定性・バランス・連動性を高め、スポーツで使える身体づくりを行います。
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サッカーの股関節痛を繰り返さないためには、体幹・片足バランス・股関節の使い方が大切です。
根本改善とは、痛みを取るだけではありません
からだケア整骨院グループが考える根本改善は、痛みを取るだけではありません。
股関節の痛みがなくなっても、サッカーでボールを蹴ると不安がある、切り返しで怖さがある、練習に戻るとまた痛くなる状態では、その方にとって本当の改善とは言えません。
日常生活で痛みがないことに加えて、練習に戻れること、試合で動けること、再発しにくい身体の使い方を身につけること。そこまで見据えて、保存療法とトレーニングを組み合わせます。

痛みを取るだけでなく、競技復帰と再発予防まで見据えてサポートします。
関連ページもあわせてご覧ください
グロインペインは、股関節の痛みだけでなく、小学生・中学生のスポーツ障害、サッカーで多い足の痛み、体幹トレーニングとも深く関係します。以下のページもあわせてご確認ください。
股関節の痛み症状一覧
小学生・中学生のスポーツ障害
サッカーで多い足の痛み
キッズ体幹トレーニング
KOBA式体幹トレーニング
コンビネーション施術
J-SEITAI
関連ブログ:サッカーやスポーツで股関節が痛い?
よくある質問
Q. グロインペインは休めば治りますか?
休むことで一時的に痛みが軽くなることはあります。ただし、股関節や体幹の使い方、筋力低下、フォームの崩れが残っていると、練習再開後に再発しやすくなります。
Q. サッカーを続けながら改善できますか?
痛みの強さや状態によります。強い痛みがある場合は練習量の調整が必要です。痛みの状態を確認しながら、施術・トレーニング・段階的な競技復帰を進めます。
Q. ストレッチだけで良くなりますか?
ストレッチが役立つ場合もありますが、炎症が強い時期や、フォームの崩れ・体幹の弱さがある場合は、ストレッチだけでは不十分なことがあります。
Q. 病院に行った方が良いケースはありますか?
安静時にも強く痛む、歩行がつらい、下腹部や恥骨周囲に強い痛みがある、数週間痛みが引かない場合は、医療機関での確認が必要になることがあります。
執筆・対応者について

からだケア整骨院グループでは、柔道整復師としての視点に加え、姿勢分析・施術・トレーニングを組み合わせ、サッカーやスポーツによる股関節痛・グロインペインに対応しています。
痛みを取るだけではなく、「練習に戻れる」「試合で動ける」「再発しにくい身体を作る」ことを大切にしています。
鼠径部・股関節の痛み、我慢せずご相談ください
「ボールを蹴ると股関節が痛い」「走ると鼠径部が痛い」「グロインペインかもしれない」
そんな時は、からだケア整骨院グループへお気軽にご相談ください。
※症状の状態によっては、医療機関への受診をご案内する場合があります。まずはお身体の状態を確認し、適切な対応をご提案します。














