鵞足炎(がそくえん)|膝の内側が痛む原因と改善方法


鵞足炎(がそくえん)とは?

鵞足炎とは、膝の内側(すねの骨の上あたり)にある「鵞足(がそく)」と呼ばれる部分に炎症が起き、膝の内側に痛みが出る状態を指します。

「鵞足」とは、太ももの内側を走る3つの筋肉(縫工筋・薄筋・半腱様筋)の腱が膝の内側に集まって付着している部分のことで、ガチョウの足のような形に見えることからその名がついています

鵞足は、日常生活でもスポーツでもよく使われる筋肉と関節の交差点であり、繰り返しの動作や使いすぎによって炎症が起きやすい部位です。

ウォーキング中に膝の内側に痛みを感じる女性|鵞足炎のイメージ


こんな方に多い症状です

鵞足炎はスポーツ選手だけのケガではありません。
実際には、ウォーキング・家事・仕事など、
日常生活の中で発症するケースも非常に多い膝のトラブルです。

■ スポーツをしている方に多いケース

  • サッカー・バスケ・陸上・バレーなどで走る・ジャンプする動作が多い
  • 繰り返しのトレーニングで膝に負担が蓄積している
  • 柔軟性不足やフォームの乱れによって、膝の内側にストレスが集中している

■ 一般の方に多いケース

  • 階段の上り下りで膝の内側がズキッと痛む
  • 正座やしゃがむ姿勢で違和感がある
  • 内股やO脚傾向で膝の内側に負担がかかりやすい
  • 骨盤や股関節の動きが悪く、膝だけに負担が集中している
  • 長時間の立ち仕事・育児・介護などで膝を酷使している

「陸上トラックで膝の内側を押さえ、痛みに耐える男性ランナー|鵞足炎のイメージ」


症状の特徴

鵞足炎の症状は、膝の内側やや下に痛みが出るのが特徴的です。痛みは運動時や動作の開始時に強くなり、進行すると安静時でも違和感が続くこともあります。

特に「膝の内側を押すと痛い」「動き始めにズキッとする」
といった訴えは、鵞足炎でよく見られる特徴です。

✅ よくある症状

  • 膝の内側、少し下あたりが押すと痛い
  • 椅子から立ち上がる時や階段の上り下りで痛みが出る
  • 運動後に膝の内側がズーンと重だるい
  • ストレッチや体重をかけるとツンとした鋭い痛みが走る
  • 湿布やアイシングで一時的に楽になってもすぐに痛みが戻る

原因はスポーツだけじゃない?鵞足炎の主な原因

鵞足炎は、膝の使いすぎ(オーバーユース)が大きな原因ですが、スポーツだけが原因ではありません

✅ 鵞足炎の主な原因一覧

原因 詳細
繰り返しの動作 階段、しゃがむ、立ち上がる、走るなどの動作が頻繁
姿勢の歪み 猫背・反り腰・骨盤の傾きで膝に負荷が集中
足のアライメント異常 O脚、X脚、扁平足などによる膝の内側ストレス
筋力バランスの崩れ 太もも内側・外側、股関節の筋肉の不均衡
運動不足による柔軟性低下 硬くなった筋肉が腱を引っ張り炎症に繋がる

鵞足炎を放置するとどうなる?

「そのうち治るだろう」と放置してしまうと、以下のような問題が起こるリスクがあります。

  • 慢性的な痛みに移行しやすい
  • 膝の動きを庇うことで反対側の膝や腰に負担がかかる
  • 半月板損傷や変形性膝関節症との併発
  • 階段や坂道がつらくなり日常生活の質が低下する

ただし、早期に適切な施術を行えば、
多くの場合は手術などをせず改善が期待できます。


当院の鵞足炎に対する施術方針|からだケア整骨院グループ

当院では、鵞足炎に対して痛みを取り除くことだけでなく、原因からの根本改善と再発予防までを一貫してサポートしています。
単にマッサージをするのではなく、「なぜ膝の内側に負担がかかっているのか?」を徹底的に分析し、状態に応じた施術プランをご提案します。

※強い運動や無理な矯正は行わず、
その方の体力・年齢・生活スタイルに合わせて施術を行います。

①コンビネーション施術で炎症・痛みを早期に緩和

痛みが強く出ている急性期や慢性的な違和感がある場合には、**「コンビネーション施術(超音波×ハイボルト電気)」**を用いて、深部まで炎症を抑え、組織の回復を促進します。

  • 超音波療法:腱や筋膜の深層に微細な振動を与え、血流改善・細胞修復を促進
  • ハイボルト電気刺激:神経や筋肉にアプローチし、痛みの元をブロック+回復スピードアップ

この2つを同時に行うことで、自然治癒力を高めながら早期回復を目指します。

② J-SEITAIで体の歪みを整え、膝にかかる負担を軽減

膝の内側に負担が集中する背景には、股関節や骨盤の歪み、歩き方・姿勢のクセが関係しているケースが多くあります。

そこで当院では、**J-SEITAI(全身バランス整体)**を用いて、

  • 骨盤・股関節・膝・足首の連動性を正しく整える
  • 筋肉・関節のバランスを動作分析に基づいて調整する
  • 根本から膝への負担を減らす身体の使い方へ導く

といった施術を行い、再発しにくい身体づくりをサポートしています。

③ KOBAトレで安定性と柔軟性を向上

施術だけでは足りないのが「正しく使える身体づくり」。
特に鵞足部に負担がかかる方は、股関節や体幹の安定性が不足しているケースが多く見られます。

当院では、プロアスリートも実践している**KOBA式体幹トレーニング(KOBAトレ)**を導入し、

  • 股関節・体幹の安定性強化
  • 姿勢保持力の向上
  • 膝関節のブレを抑えた動き方の習得

を目的としたパーソナルトレーニングを、マンツーマンまたは少人数で安全に実施しています。

④ EMSでインナーマッスルを鍛え、再発を防止

「動きやすい体を作りたいけど、自分で運動が続けられない…」
そんな方には、寝たままインナーマッスルを鍛えるEMSトレーニングもおすすめです。

  • 膝を支える体幹・骨盤まわりの深層筋(インナーマッスル)を効率的に鍛える
  • 再発しにくい体を寝たままでも作れる
  • 運動が苦手な方や高齢者でも安心

KOBAトレと組み合わせることで、効率的にバランスの取れた身体づくりが可能です。

鵞足炎に対して、このように多角的に対応しています

 

フェーズ アプローチ内容
急性期(痛みが強い) コンビネーション施術・J-SEITAIで炎症緩和と歪み調整
回復期 KOBAトレやEMSで筋力・動作改善し、負担の分散を促進
予防期 自宅ケアの指導、フォーム修正、再発防止プログラムを提供

痛みの度合いやライフスタイルに合わせて、オーダーメイドの施術・指導をご提案いたします。
「スポーツをしている方」も「運動習慣のない方」も、どちらにも対応可能ですので安心してご相談ください。

よくあるご相談:

「整形外科で異常なしと言われたけど痛い」
「スポーツをやめたのに膝の痛みが治らない」
「正座やしゃがみが不安で、仕事や家事に支障が出ている」


関連症状ページ(内部リンク)


予防とセルフケアのポイント

✅ 日常生活でできる予防法

  • 膝の内側に負担をかけない正しい姿勢を意識する
  • ストレッチ(太もも・股関節周囲)を習慣に
  • 体に合った靴・インソールの選定
  • 筋力の左右差を作らないよう、バランスよく体を使うことが大切です

痛みが続く場合は早めの相談を

鵞足炎は、早期に適切な施術を受けることで改善しやすい症状です。
「ただの疲れかな」「年齢のせいかな」と放っておくと悪化する可能性もあるため、違和感や痛みを感じたら早めにご相談ください。


まとめ

鵞足炎はスポーツ選手だけでなく、日常生活のなかでも起こる膝のトラブルです。
階段の上り下りやしゃがむ動作、運動中の膝の痛みにお悩みの方は、からだケア整骨院グループへお気軽にご相談ください。





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