からだケア整骨院グループ|生活と身体のコラム
子どもの頃に股関節脱臼と言われた方へ|大人の股関節痛で確認したいこと
子どもの頃に「先天性股関節脱臼」と言われたことがあり、大人になってから脚の付け根が痛む。そんな時は、昔の診断だけで現在の痛みを決めつけず、今の股関節の状態を医療機関で確認することが大切です。
「子どもの頃に治療した」ことと、今の痛みの原因は同じとは限りません
以前「先天性股関節脱臼」と呼ばれていた状態は、現在では発育性股関節形成不全(DDH)という言葉で説明されることもあります。幼少期に治療を受けていても、成人後に股関節の痛みや動かしにくさが気になる場合があります。
ただし、今の痛みがすべて幼少期の状態によるとは限りません。現在の股関節の形や関節の状態、他の原因を含めて整形外科で確認します。
成人後の受診では、昔の治療歴と今の生活を伝える
幼少期の治療歴
装具・手術・経過観察など、分かる範囲で医師へ伝えます。資料がなくても、覚えている内容で構いません。
今の症状
歩行、立ち仕事、階段、長時間座る場面など、どの動作で痛むかを整理します。
症状の変化
急に悪化したか、徐々に増えたか、夜や休んでいる時にも痛むかを伝えます。
運動・仕事
仕事量、スポーツ、出産後の生活変化など、痛みと同時期に変わったことを共有します。
腰や膝の痛みを、すべて股関節のせいにしない
股関節をかばう動きと腰・膝の症状が同時にみられることはありますが、「股関節脱臼の既往があるから腰痛・膝痛の原因も同じ」とは決められません。
痛む場所ごとに必要な評価を受け、今の生活で困っている動作を整理することが大切です。
急な強い痛み・荷重困難・発熱と腫れは、先に医療機関へ
転倒後に立てない、脚へ体重をかけられない、急に強い痛みが出た、股関節の熱感・腫れと発熱がある場合は、整骨院への予約より医療機関での評価を優先してください。
成人後の痛みが続く場合も、まず現在の股関節の状態を整形外科で確認しましょう。
成人後は、股関節の動きと歩行・階段を具体的に確認します
診断内容と医師からの運動上の注意を共有いただき、股関節の屈曲・内外旋、Patrick(FABER)・FADIR、筋力、歩行・片脚支持・立ち座り・階段を必要に応じて確認します。腰・膝・足関節との連動もみて、どの方向や負荷で症状が出るかを整理します。
対応できる状態ではJ-SEITAIで臀部の浅層から深層、股関節・腰背部の動きを確認し、必要に応じて物理療法や殿筋・腸腰筋・体幹・下肢の運動へつなげます。乳幼児の脱臼を診断・整復する場所ではありません。乳幼児の股関節が心配な場合は小児科・小児整形外科へ相談してください。
よくある質問
子どもの頃に治療が終わっていれば、今の股関節痛は無関係ですか?
無関係とも、すべて関係しているとも決められません。現在の状態を整形外科で確認し、幼少期の治療歴も伝えてください。
腰や膝の痛みも股関節が原因ですか?
同時に症状が出ることはありますが、一律には判断できません。それぞれの部位と動作を確認する必要があります。
通いやすい院を選んで、ご相談・ご予約
医療機関で診断や治療を受けている場合は、その内容や運動制限もお知らせください。予約メニューに迷う場合は電話・LINEでご相談ください。
からだケア整骨院
日野本院
トレーニング施設を併設。InBody・レッドコードは日野本院で対応しています。
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