まず「どこが、どう痛いか」を確認してみてください
階段、しゃがみ、立ち上がりなど、膝を曲げながら体重をかける時に痛むなら、膝蓋大腿関節周辺への負担を確認します。
関節面、半月板、鵞足周辺なども含めて状態を確認します。
整骨院で無理に動かす前に、整形外科など医療機関での確認を優先した方がよい場合があります。
なぜ階段を降りる時に膝が痛くなるの?
階段を降りる時は、ただ脚を下へ出しているだけではありません。
片脚で身体を支えながら、ゆっくり身体を下へ下げています。
この時、太ももの前側にある大腿四頭筋などが「身体が急に落ちないように」ブレーキをかけます。
膝も曲がった状態で体重を支えるため、膝のお皿と太ももの骨の間などには負荷がかかります。
そのため、普段の歩行では気にならなくても、階段の下りだけで膝前面の痛みが出るという方がいます。
「階段で痛い=軟骨がすり減っている」とは限りません
若い方やスポーツをしている方でも、膝のお皿周辺に痛みが出ることがあります。
逆に年齢が上がり、歩き始め・立ち上がり・正座などでも痛む場合は、変形性膝関節症なども確認する必要があります。
上る時より、降りる時の方が痛いのはなぜ?
階段の上りと下りでは、脚の使い方が少し違います。
上る時は、身体を上へ持ち上げるために脚で力を出します。
一方、下りでは、身体が下へ落ちすぎないようにゆっくり身体を支えながら下げる力が必要です。
つまり下りは、片脚で体重を受けながら膝を曲げ、次の段へ身体をコントロールする動作です。
この「ブレーキ」がうまく使えない、あるいは膝周辺にすでに痛みや炎症があると、上りより下りで症状を感じやすい場合があります。
どこが痛む?階段の膝痛を場所別に考えてみましょう
膝が痛いのに、なぜ股関節や足首まで確認するの?
ここは誤解されやすいところです。
「股関節が硬いから膝痛になる」「体幹が弱いから痛い」と一つの原因に決めるわけではありません。
まず膝そのものの状態を確認することが前提です。
そのうえで、階段は片脚で身体を支えながら下へ移動する動作なので、膝以外の動きも大きく関係します。
股関節が十分に曲がらなければ、膝側で動きを補うことがあります。
足首が動きにくければ、身体を前へ移す時の膝の動き方が変わります。
片脚で身体を安定させにくければ、骨盤や膝が左右へぶれやすくなることもあります。
膝だけを見ない=膝を見なくていい、ではありません
① 膝に何が起きているかを見る
↓
② なぜその膝に負担が集中しているかを見る
↓
③ 必要なら股関節・足首・筋力・動作まで整える
この順番が大切です。
階段での膝痛を繰り返す身体では、どんな流れが起きている?
たとえば、膝のお皿周辺や腱、関節周囲に負担が集中し、痛みや炎症が出たとします。
痛いので、膝を深く曲げなくなる。手すりに頼る。反対側の脚へ体重を逃がす。
こうしたかばった動きが続くと、痛い側の太ももやお尻を使う機会が減ることがあります。
使う量が減れば、筋力や片脚で身体を支える力も落ちやすくなります。
すると階段へ戻った時に、また膝へ負担が集中しやすくなるという流れが生まれます。
膝痛を繰り返す一例
階段・スポーツ・日常動作で膝へ負担
↓
関節・腱・筋肉などに痛みや炎症
↓
膝をかばって動く
↓
太もも・お尻・片脚で支える力を使いにくくなる
↓
身体の使い方に偏りが残る
↓
階段で再び膝へ負担が集中
階段での膝痛でも、病院を優先した方がいいのはどんな時?
「階段だけだから大丈夫」とは限りません。
次のような症状がある場合は、整形外科など医療機関での確認を優先してください。
医療機関を優先してほしいサイン
「病院に行くほどなのかわからない」という段階でもご相談ください
からだケア整骨院グループでも、検査の中で画像検査や医師の診断を優先した方がよいと判断した場合は、無理に施術をせず医療機関での確認をご案内します。
階段で膝が痛い場合、健康保険は使えるの?
健康保険が使えるかどうかは、「膝が痛い」という症状名だけでは決まりません。
柔道整復で健康保険の対象になるのは、捻挫・打撲・挫傷など、外傷性が明らかなケガが基本です。
たとえば「階段を踏み外してひねった」「スポーツ中に痛めた」「転倒した」など、負傷した状況が明確な場合は対象になることがあります。
一方、長期間続いている慢性的な膝痛、変形性膝関節症に伴う症状、筋力改善や再発予防目的のトレーニングなどは自費対応になることがあります。
実際の状態を確認したうえで、保険・自費についてご説明します。
階段を降りる時に膝が痛い場合、自分でできることは?
痛みがある時に「鍛えれば治る」と無理にスクワットを繰り返すのはおすすめしません。
まずは痛みを増やしすぎない工夫をしましょう。
階段では手すりを使い、急いで降りないこと。
一段ずつゆっくり降りるだけでも、膝にかかる負担を調整しやすくなります。
腫れや強い痛みがなく、動かしても症状が増えない場合には、股関節・足首を痛くない範囲で動かすことも一つです。
階段で試しやすい5つの工夫
からだケア整骨院グループでは、階段での膝痛の何を見るの?
まず膝そのものを確認します。
どこが痛いのか、腫れや熱感はないか、膝をどこまで曲げ伸ばしできるか、押して痛む場所はどこか、引っかかりはないか。
そのうえで、階段に近い片脚動作やしゃがみ動作を確認します。
さらに必要に応じて、股関節・足首の可動域、片脚で身体を支える力、太もも・お尻の筋力などを確認します。
「膝が内側に入っているからダメ」と見た目だけで判断するのではなく、なぜその動きになっているかまで探します。
主に確認するポイント

階段での膝痛は、施術から再発予防までどう進めるの?
最初から「膝が痛いなら太ももを鍛えましょう」という進め方はしません。
まず、痛み・腫れ・炎症・関節内症状などを確認します。
痛みや筋緊張が強い場合には、状態に合わせてコンビネーション施術などを使い、患部周辺への負担軽減を目指します。
膝だけでなく、太もも・股関節・お尻・足首などの動きにくさが関係している場合には、J-SEITAIで関連する部分まで状態に合わせて施術します。
その後、痛みが落ち着いてきたら階段に近い動作を再確認し、負担が戻る理由を探します。
① 膝の状態を確認
炎症・腫れ・関節内症状・外傷の有無を確認します。
② 必要な施術
J-SEITAI・コンビネーション施術などを状態に合わせて使います。
③ 階段動作を再確認
膝だけでなく股関節・足首・片脚で身体を支える力を確認します。
④ 必要な方だけ筋力改善
筋力低下が残る方にはEMS・体幹・下半身トレーニングへ進みます。

なぜ膝痛にトレーニングが必要になることがあるの?
全員にトレーニングが必要なわけではありません。
また、痛みが強い状態で無理に鍛えるものでもありません。
まず痛みや炎症を確認し、必要な施術を行います。
その後、膝の痛みは落ち着いたのに、片脚で身体を支えられない、太ももやお尻の筋力が落ちている、階段で身体が大きくぶれるといった状態が残ることがあります。
そうした状態でまた普段通り階段を使えば、膝へ負担が戻る可能性があります。
そこで必要な方には、EMS・下半身トレーニング・体幹トレーニング・バランストレーニングなどを組み合わせ、階段を降りる時に膝だけが頑張らなくてもいい身体を目指します。

「痛みが減った」だけではなく、階段を普通に降りられるところまで
ベッドの上では膝が痛くない。
平地を歩くだけなら大丈夫。
でも、駅や自宅の階段を降りるたびに怖い。
その方にとって、それはまだ十分な改善とは言えないかもしれません。
仕事で毎日階段を使う人もいれば、旅行でたくさん歩きたい人もいます。
その人が必要としている生活や目標の中で、膝を気にせず動けるところまで目指す。
これが、からだケア整骨院グループが考える根本改善です。
階段での膝痛は、どちらの院に相談する?
からだケア整骨院 日野本院
階段動作、膝痛、股関節・足首の動き、筋力、再発予防まで詳しく確認したい方におすすめです。
日野本院にはトレーニング施設を併設しており、ゆがみーる、InBody、G-TES、EMS、体幹トレーニングなどを使いながら、施術から身体づくりまで進められます。
・階段を降りる時に膝が痛い
・スポーツや仕事で膝を使う
・筋力低下も気になる
・再発予防まで進めたい
〒191-0011
日野市日野本町20-10-27 エルホロン1F
火〜金 17:30〜21:30/土 9:00〜16:30
日曜・月曜休診
からだケア鍼灸整骨院 三和旭が丘院
膝周辺だけでなく、股関節や太ももの強いこわばりがあり、鍼施術も含めて相談したい方におすすめです。
三和旭が丘院では鍼施術・美容鍼・美容対応を行っており、スーパー三和旭が丘店2階なので買い物と合わせて通いやすい院です。
・膝や太ももの緊張が強い
・鍼施術も相談したい
・日中や日曜日に通いたい
・買い物と合わせて通いたい
〒191-0065
日野市旭が丘6-7-5 スーパー三和旭が丘店2階
10:00〜20:00
水曜休診
膝痛を「年齢」「筋力不足」だけで決めつけないために
階段で膝が痛い原因は一つではありません。
膝蓋大腿関節周辺、半月板、変形性膝関節症、外傷など、医療機関での評価を優先すべき状態もあります。
からだケア整骨院グループでは、膝そのものの状態を確認したうえで、必要に応じて股関節・足首・筋力・動作まで確認します。
このページは、からだケア整骨院グループ代表・柔道整復師 佐久間亮が作成・監修しています。
階段を降りる時の膝痛についてよくある質問
Q. なぜ階段を降りる時だけ膝が痛いのですか?
階段の下りでは、片脚で体重を支えながら身体をゆっくり下へ下げる必要があります。そのため、膝のお皿周辺などへ負担がかかり、平地では痛くなくても階段で症状が出ることがあります。
Q. 上る時より降りる時が痛いのはおかしいですか?
珍しいことではありません。下りでは身体を持ち上げるよりも、体重を支えながらブレーキをかける動作が必要になるため、下りで痛みを感じる方がいます。
Q. 膝のお皿の周りが痛い場合は何が考えられますか?
膝蓋大腿関節周辺への負担が関係することがあります。ただし、年齢や症状によっては変形性膝関節症なども確認する必要があるため、痛む場所だけで診断を決めることはできません。
Q. 膝が引っかかる場合は整骨院で大丈夫ですか?
引っかかりに加えて膝が動かなくなる、伸ばせない、強く腫れるといった症状がある場合は、半月板など関節内の問題を確認するため医療機関を優先することがあります。
Q. 階段の膝痛に筋トレは必要ですか?
全員に必要ではありません。まず膝の痛み・炎症・腫れなどを確認し、必要な施術を優先します。その後、筋力低下や片脚動作が再発に関係している方に必要なトレーニングをご提案します。
Q. 足首が硬いと膝痛になりますか?
足首の可動域が階段やしゃがみ動作に影響することはあります。ただし「足首が硬い=膝痛の原因」と一つに決めることはできません。膝・股関節・足首を合わせて確認することが大切です。
Q. 変形性膝関節症でも相談できますか?
ご相談いただけます。ただし、変形性膝関節症そのものの診断や画像評価は医療機関の役割です。診断状況や症状を確認しながら、整骨院で対応できる範囲をご説明します。
まとめ|「階段だけだから」と我慢せず、痛み方を確認してみましょう
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