まず、どんな「良い姿勢」を頑張っていませんか?
胸ではなく腰を反らせて姿勢を作っていないか確認してみましょう。
肩甲骨を寄せた位置で固定し続けている可能性があります。
単なる姿勢疲労とは考えず、首・腰・神経症状などを確認する必要があります。
なぜ姿勢を良くしようとすると、逆に疲れるの?
一番多いのが、「良い姿勢」を筋力でずっと固定しようとしている状態です。
姿勢を直そうとすると、無意識に胸を張る、背中を反らせる、肩を後ろへ引くという方は少なくありません。
当然ですが、その状態をずっと保つには筋肉が働き続けます。
数分なら問題なくても、30分、1時間と続ければ、腰・背中・首肩など特定の場所が疲れてきます。
つまり「自分は姿勢を保つ筋力がない」とは限らず、そもそも頑張っている姿勢が負担の大きい姿勢になっている可能性もあるんです。
「良い姿勢=動かない姿勢」ではありません
座っている時も、立っている時も、人の身体は少しずつ位置を変えています。
一つの姿勢を完璧にキープするより、負担が増えたら別の姿勢へ変えられることも重要です。
こんな「良い姿勢」を頑張りすぎていませんか?
① 胸を張って腰を反らせる
「猫背にならないように」と胸を大きく前へ出すと、胸椎ではなく腰椎を反らせて姿勢を作る方がいます。腰が詰まる、立っているだけで腰が疲れる方は確認したいポイントです。
② 肩甲骨をずっと寄せている
肩を後ろへ引いた状態を固定すると、背中や首肩の筋肉が働き続けます。肩甲骨は本来、腕の動きに合わせて動く場所なので、ずっと一つの位置に固定する必要はありません。
③ お腹へずっと力を入れている
「体幹を使う=お腹を固め続ける」ではありません。必要以上に力み続ければ疲れますし、息がしにくいと感じる方もいます。
④ あごを強く引き続ける
ストレートネックを気にして、あごを後ろへ押し込み続ける方もいます。首の形だけを意識するより、画面位置や作業時間、実際の症状を確認することが大切です。
では、本当に「正しい姿勢」ってどんな姿勢?
実は、「この角度、この形を一日中保てば正解」という姿勢を探しすぎない方がいいと考えています。
仕事でPCを使う時と、料理をする時、歩く時では必要な姿勢が違います。
座っていても、少し前へ寄る時もあれば、背もたれを使う時もあります。
大切なのは、呼吸を止めず、首肩や腰へ過剰な力を入れず、その作業を無理なく続けられること。
そして疲れてきた時に、別の姿勢へ変えたり、立ったり、動いたりできることです。
姿勢を考える時の4つのポイント
姿勢を正すと首肩・腰がつらくなるのはなぜ?
たとえば胸を張った時、胸の動きではなく腰を強く反っているとします。
その姿勢を長く続ければ、腰周辺の筋肉や関節へ同じ負担が続き、重さや痛みを感じることがあります。
肩甲骨を寄せたままPCを使えば、背中や首肩の筋肉がその位置を保つために働き続けます。
つらくなれば動かさなくなり、さらに同じ場所だけを使うという流れになる方もいます。
ただし、姿勢は首痛・腰痛に関係する要素の一つであって、見た目だけで痛みの原因を断定することはできません。
つらさを繰り返す一例
「姿勢を良くしなきゃ」と意識する
↓
胸を張る・腰を反る・肩を引く
↓
首肩・背中・腰の一部が働き続ける
↓
疲れ・張り・痛みが出る
↓
つらいので身体を動かさなくなる
↓
また同じ「良い姿勢」で固めようとする
姿勢の問題と思わず、病院を優先した方がいいのはどんな時?
姿勢を変えると少し疲れる程度であれば、必ずしも病気とは限りません。
ただし、次のような症状を「姿勢が悪いせい」と自己判断するのはおすすめしません。
医療機関での確認を優先してほしいサイン
姿勢改善は健康保険で受けられるの?
ここは曖昧にしない方が安心です。
姿勢改善や予防、慢性的な肩こり・筋肉疲労を目的とした柔道整復の施術は、健康保険の対象ではありません。
一方、転倒やスポーツ中の負傷などによる捻挫・打撲・挫傷など、外傷性が明らかなケガでは健康保険の対象になる場合があります。
「自分はどちらになるかわからない」という場合は、症状が出た状況を確認してからご説明します。
姿勢を良くすると疲れる人は、自宅・職場で何を変えればいい?
まず、「もっと背筋を伸ばさなきゃ」という意識を少し弱めてみてください。
座っているのであれば、足裏が床についているか。
PCなら、画面へ顔を近づけなくていい位置になっているか。
肘や前腕を支えられるか。
肩を後ろへ引かなくても呼吸しやすいか。
そして一番大切なのが、同じ姿勢を長時間続けないことです。
今日から試しやすい6つの工夫
からだケア整骨院グループでは、姿勢の何を見るの?
立っている写真だけを見て「猫背ですね」「骨盤が歪んでいます」で終わらせません。
まず確認するのは、姿勢を良くしようとすると、どこがつらくなるのかです。
胸を張ると腰が痛いのか。肩を引くと首肩がつらいのか。長く座っている時だけなのか。
そのうえで首・肩甲骨・胸椎・腰・股関節・足首などの可動域、痛み、しびれ、座り方や立ち方を確認します。
日野本院では必要に応じて姿勢分析ゆがみーるやInBodyも活用し、「見た目」だけではなく身体の状態や筋肉量も含めて方針を考えます。
主に確認するポイント

姿勢改善は、施術からトレーニングまでどう進めるの?
姿勢が気になる方へ、最初から「体幹が弱いから筋トレしましょう」とは考えません。
まず、首肩こり・腰痛など現在ある症状を確認します。
筋肉や関節周辺へ負担が集中し、痛みや強い緊張がある場合は、状態に合わせてJ-SEITAIやコンビネーション施術などを使用します。
痛みが落ち着いてきたら、姿勢を正した時にどこへ負担が戻るのかを再確認します。
その段階で筋力や身体の使い方に課題がある方には、EMSや体幹・股関節・肩甲骨周辺の運動を組み合わせます。

首・肩・腰の痛み、しびれ、動きにくさを確認します。
J-SEITAI・コンビネーション施術などを状態に合わせて行います。
「良い姿勢」を作った時にどこへ負担が集中するのか確認します。
EMS・体幹・股関節・肩甲骨周辺のトレーニングを組み合わせます。
姿勢改善にトレーニングが必要になるのはどんな時?
トレーニングは「姿勢が悪い人全員」に必要なものではありません。
まず痛みがあれば、その症状を確認して必要な施術を優先します。
その後、身体を動かしてみると、腰を反らないと上半身を支えにくい、片脚で立つと大きくぶれる、肩甲骨や股関節をうまく動かせないなど、その人なりの課題が見えてくる場合があります。
また、痛みが長く続いて身体を動かす量が減っていた方では、筋力や持久力が落ちていることもあります。
その場合に、必要な部分へ運動を取り入れて、「姿勢を頑張って作る」のではなく、自然に身体を支えやすい状態を目指していきます。

「写真できれいな姿勢」だけがゴールではありません
姿勢分析で写真がきれいになったとしても、仕事を30分したら腰が痛い。
背筋を伸ばしていると首肩がガチガチになる。
それでは、その方が求めている改善には届いていないかもしれません。
デスクワークをしても必要以上に首肩がつらくならない。
立ち仕事をしても腰ばかりが疲れない。
その人の仕事や生活の中で、無理なく身体を使えるところまで目指す。
これが、からだケア整骨院グループが考える根本改善です。
姿勢改善は、どちらの院に相談する?
からだケア整骨院 日野本院
姿勢、反り腰、首肩こり、腰痛、体幹、筋力まで詳しく確認したい方におすすめです。
日野本院にはトレーニング施設を併設しており、姿勢分析ゆがみーる、InBody、EMS、体幹トレーニングなどを活用しながら、施術後の身体づくりまで進められます。
・姿勢を意識すると疲れる
・反り腰も気になる
・デスクワークで首肩がつらい
・施術後の身体づくりまでしたい
〒191-0011
日野市日野本町20-10-27 エルホロン1F
火〜金 17:30〜21:30/土 9:00〜16:30
日曜・月曜休診
からだケア鍼灸整骨院 三和旭が丘院
姿勢の悩みに加えて、首肩や腰のこわばりが強く、鍼施術も含めて相談したい方におすすめです。
三和旭が丘院では鍼施術・美容鍼・美容対応を行っており、スーパー三和旭が丘店2階なので買い物と合わせて通いやすい院です。
・首肩のこわばりが強い
・腰まわりの緊張が気になる
・鍼も相談したい
・日中や日曜日に通いたい
〒191-0065
日野市旭が丘6-7-5 スーパー三和旭が丘店2階
10:00〜20:00
水曜休診
姿勢を「良い・悪い」の二択だけで考えないために
姿勢と痛みには関連がみられることがありますが、見た目の姿勢だけで首痛や腰痛の原因を断定することはできません。
からだケア整骨院グループでは、姿勢だけでなく、痛み、動き、仕事環境、身体活動、筋力などを合わせて確認します。
このページは、からだケア整骨院グループ代表・柔道整復師 佐久間亮が作成・監修しています。
姿勢を良くすると疲れる方からよくある質問
Q. 姿勢を良くすると疲れるのは、筋力が弱いからですか?
筋力が関係する方もいますが、それだけではありません。胸を張りすぎる、腰を反る、肩を引き続けるなど、負担の大きい姿勢を作っている場合もあります。
Q. 良い姿勢はずっとキープするべきですか?
一つの姿勢をずっと固定する必要はありません。身体の負担に合わせて姿勢を変えたり、立ったり動いたりできることも大切です。
Q. 胸を張ると腰が痛いのは反り腰ですか?
反り腰が関係している場合もありますが、それだけで判断はできません。実際に腰をどう動かしているか、股関節や胸椎の動きなども確認します。
Q. 肩甲骨を寄せるのは姿勢改善になりますか?
一時的な運動として行うことはありますが、日常生活でずっと肩甲骨を寄せ続ける必要はありません。肩甲骨は腕の動きに合わせて動くことが大切です。
Q. 姿勢を正すと手がしびれます。姿勢の問題ですか?
しびれは頚椎や神経などが関係している場合もあります。無理に姿勢をキープせず、症状が続く場合は医療機関での確認をおすすめします。
Q. 姿勢改善だけで整骨院へ相談できますか?
はい。姿勢が気になる、姿勢を意識すると疲れるという段階でもご相談いただけます。痛みの有無や身体の使い方を確認したうえで必要な対応をご説明します。
Q. トレーニングは必ず必要ですか?
全員には必要ありません。まず痛み・可動域・仕事環境などを確認します。そのうえで筋力や身体の使い方に課題がある方だけに必要な運動をご提案します。
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